十てつの仕上げ

我々は鉄の素材感が引き立つ仕上げを求めて、日々研究と実験を重ねながら商品に活かしています。

 

十てつで扱う主な仕上げには、「漆の焼き付け」「油焼き」「錆漆」「黒皮」「素地クリヤ」の5種類があります。以下にそれぞれの仕上げの説明を記載しています。商品ご購入の際にご参照ください。



・漆の焼き付け

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高温に熱した鉄の上から生漆を塗布する日本の伝統的な仕上げです。黒褐色でマットな質感に仕上がります。


・油焼き

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鉄のフライパンをシーズニングする時のように、鉄を熱しながら油でコーティングする方法です。ツヤとムラのある黒色に仕上がります。


・黒皮

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鋼材が作られる際の熱処理の過程で発生した、鉄を覆う薄い被膜をそのまま仕上げに利用したものです。黒皮の上からオイルで拭きあげ、濃い藍色(藍鉄色)に仕上がります。

 

・素地クリヤ

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鉄の地肌を露出させた後に、乾油性の油を熱しながら薄くコーティングし、クリヤを吹きかけて仕上げる方法です。鉄自体のシルバーで、長い時間をかけて徐々に錆びてくるため、経年変化がわかりやすい仕上げです。


・錆漆

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漆に地の粉を混ぜたものを、鉄に焼き付ける伝統的な方法です。錆のようなザラザラした質感がありながらも、錆に強い仕上げです。