十てつの仕上げ
我々は鉄の素材感が引き立つ仕上げを求めて、日々研究と実験を重ねながら商品に活かしています。
・生漆の焼き付け
(画像準備中)
高温に熱した鉄の上から生漆を塗布する日本の伝統的な仕上げです。マットな黒褐色でムラのある質感に仕上がります。
・黒呂色漆の焼き付け
(画像準備中)
生漆に鉄粉を混ぜて黒化させた黒呂色漆を高温に熱した鉄の上から塗布する仕上げです。マットな黒色でムラのある質感に仕上がります。
・黒皮+オイル仕上げ
(画像準備中)
鋼材が作られる際の熱処理の過程で発生した、鉄を覆う薄い被膜(黒皮)をそのまま仕上げに利用したものです。黒皮の上からオイルで拭きあげ、濃い藍色(藍鉄色)に仕上がります。
・黒皮+クリヤ仕上げ
(画像準備中)
鋼材が作られる際の熱処理の過程で発生した、鉄を覆う薄い被膜(黒皮)の上からクリヤを吹きかけて仕上げる方法です。オイル仕上げよりも錆びにくく、半ツヤの濃い藍色(藍鉄色)になります。
・素地+クリヤ仕上げ
(画像準備中)
鉄の地肌を露出させた後に、乾油性の油を熱しながら薄くコーティングし、クリヤを吹きかけて仕上げる方法です。鉄自体のシルバーで、3ヶ月ほど経過した頃から徐々に錆びてくるため、経年変化がわかりやすい仕上げです。
・錆漆
(画像準備中)
漆に地の粉を混ぜたものを、鉄に焼き付ける伝統的な方法です。錆のようなザラザラした質感がありながらも、錆に強い仕上げです。